あめのちはれ

日々の出来事をぽちぽちと(´・ω・)っ

人生の中で最悪な1日。 稽留流産手術当日

朝起きて薬を飲む。
今日の午後から手術な為、朝食は無し。
お昼前に旦那が病院に来てくれる。
個室が空き、そちらに移動。
お母さんも午後から来てくれる。

14時からの手術予定が緊急手術が入り、一時間近く遅れる。
看護師に呼ばれ、手術室へ移動。
手術室へ入った瞬間涙が出始める。
なかなか止まらない。
左腕に点滴を開始。右腕で血圧を図り、マスクを装着。
手術台の下の方で何やら処置をされているが、麻酔が効き始めて何が何だかわからない。
頭がぐらぐらし始め、『終わりましたよー』と起こされる。
記憶は無い。もう赤ちゃんはお腹に居ないと思うとまた涙が出始める。
記憶が途切れ途切れのまま、いつの間にか病室に戻っていた。
私の右手を握り、涙を堪えている旦那を見て安心してまた夢の中…

しばらくすると点滴が終わり、酸素マスクを外す。
お腹の痛みが続いていたので薬をもらい内服。
時計を見ると16時。17時に退院前の診察があると言われて待つ。
17時、処置室に向かいエコーを行う。
子宮にコアグラが大量に溜まっているとカーテン越しに言われる。
どうするのかと思うや否や、掻き出す処置を開始される。
麻酔も無いので痛くて痛くてたまらない。
痛いと泣き叫んでいると看護師に押さえつけられ、肩に筋肉注射、腕に強い痛み止めの注射を打ち処置が続く。
赤ちゃんをお腹から出すだけでも辛いに、何故こんな痛いことをされているんだと絶望感に襲われる。

処置後、ふらふらしながら病室へ戻り、しばらく死んだように休む。
病衣の裾は血まみれ。旦那に手伝ってもらいながら着替えを済ませ、18時過ぎに退院。

全日の夜から飲食禁止だった為、落ち着いたらお腹が空き旦那と旦那の職場で外食。
しばらくドライブをし、帰宅。
疲れて私は寝てしまったが、その日の夜、旦那はずっと号泣していた。
私が手術室から帰ってきて寝ながら泣いている姿や、退院前の処置後に泣きながらふらふらしている姿が耐えられなかったと翌日教えてくれた。
優しく旦那と一緒になれて幸せだ。
また旦那と私の所に赤ちゃんが戻ってきてくれますように…

稽留流産手術前日。

会社や妊娠を知らせていたごく数人の友達に流産の報告。
仕事は今月いっぱいお休みをもらえた。
手術の日まであまり動かず休んでばかりの毎日。
1人になるとやっぱり流れてくる涙。
赤ちゃん産みたかったな…

手術の全日の12月17日。天気は大荒れ。
14時に入院し、前処置を施す。
ラミナリアの挿入。痛かった。
21時以降は飲食禁止な為、夕飯を全部食べたかったが美味しくなくて半量のみ。
面会に来てくれていた両親も面会時間ギリギリまで居てくれて20時に帰宅。

痛くてなかなか寝つけず。
部屋の空きが無く、重症部屋に居た為、ナースコールが夜中ずっと聞こえる。
悲しいことに近くの部屋から赤ちゃんの泣き声も聞こえ続ける。
やっと4時頃からウトウトし初めて就寝。

初めての妊娠。そして…

11月の頭。いつもはしっかり来る生理が1週間遅れている。
基礎体温も平熱が35℃台の私が36℃後半から37℃をうろうろ…
結婚2年目。なかなか授からず、不妊の検査に乗り出して1ヶ月の事だった。
検査薬にてくっきりと陽性を確認。
旦那は信じられないと大喜び♪

2日後に病院にて無事に胎嚢を確認。
幸せな妊娠生活の始まり…かと思いました。
その幸せも長くは続かず、12月8日。
誕生日の1週間前に稽留流産と診断を受ける。
赤ちゃんは9w5dで成長が止まってしまいました。


頭の中が真っ白のまま、手術の説明を受ける。
涙が止まらない。
手術は10日後の12月18日。
旦那に流産の報告。最後のエコー写真を見つめたまま号泣。
赤ちゃん守ってあげられなくてごめんなさい